trackday
走行会
走行会予定&結果
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2018.11.1
DRIFT KINGDOM Round.6 MAZE
迎えたドリフトキングダム間瀬ラウンド。
TEAM MADFACE からはクラブマンクラスに#96北川、#77CHOがエントリー。
プロクラスには#7CHO、#777平岡がエントリーした。
クラブマンクラス予選。
#96北川の1本目。
90km/hの進入から良い振り出し。うまくまとめて99.0。
決して悪くないポイントだが、決勝トーナメント進出を確実にするにはもう一押し欲しいところ。
北川の2本目。
奥から振り出し良い角度で回しこむ。高得点が期待できる流れであったが審査席前のインクリップでまさかのスピン!
1本目のポイントでは僅かにボーダーに届かず19位で残念ながら予選敗退となってしまった。
#77CHOの1本目。
97km/hの進入から深い角度で審査区間を駆け抜け99.50!
楽にボーダーを超えるポイントを叩き出す。
2本目も安定した走りで99.50。
堂々の7位で決勝トーナメントにコマを進めた。
決勝トーナメント。
#77CHOのベスト16の対戦相手は金田ワグネルヒロミ選手。
D1ミドルウエストでも安定して上位の常連であり、クラブマンシリーズでもランキング1位をひた走る実力者である。
CHOは渾身の勝負に出たが、わずかに届かず。ここで敗退となってしまった。
決勝トーナメントは最終的に11位で間瀬ラウンドを終えることとなった。
プロクラス予選。
今回からニュータイヤのVALINOタイヤを投入した#777平岡。
予選1本目。
105km/hの進入から持ち前の高いスピードで駆け抜けたが角度が付き切らなかったか、99.05。
2本目は更に進入スピードを上げ110km/hで進入。
無難に走り切ったが得点伸び切らず99.25。
単走優勝候補の平岡がなんと11位で決勝トーナメントに進むこととなった。
#7CHOの1本目。
思い切りの良い進入を見せたがマシンの挙動が乱れてしまい70.00。
全てを賭けて臨んだ2本目。
97km/hの進入から勝負に出たが得点伸びず98.00。
26位で悔しい予選落ちとなってしまった。
決勝トーナメント。
#777平岡のベスト16の相手は藤間選手。
確実に実力をつけ、上位常連になってきている実力者である。
しかし平岡は本来の鋭い走りを披露し勝利!
ベスト8へとコマを進めた。
ベスト8の対戦相手は玉川選手。
ハイパワーのJZA80スープラを駆り、ドリフト・キングダムの他にもFORMULA DRIFT JAPANでも活躍するファイターである。
ここでも平岡は持ち前の高いスピードを披露し勝利!
ベスト4へ。
ベスト4の対戦相手は過去にはドリフト・マッスルクラスのチャンピオンも獲得している長澤あかり選手。
手強い相手だ。
その予想通り戦いはサドンデスへともつれ込む。
甲乙つけがたい戦いとなったが、わずかに長澤選手がアドバンテージを取り勝利。
#777平岡は惜しくもここで敗退となってしまった。
しかし平岡は最終的に3位表彰台をGETした。
#96北川のコメント
「練習走行では良い走りも出ていたのに本番でミスが出てしまって悔しい。
しっかりと練習を重ね、マシンをメンテナンスをし、必ず日光ラウンドでは一矢を報いたい。
次戦も変わらぬ応援をお願い致します。」
#7CHOのコメント
「クラブマンクラスの単走は満足が行く走りが出来た。
追走では気合が空回りをしてしまって、ベスト16で敗れてしまって悔しい。
もっと上に行ける手ごたえはあったんだが・・・。
プロクラスでは周りの高いスピードに対抗するべくスピード重視で臨んだが、速度を意識しすぎてしまったのかも知れない。
次戦の日光では必ずクラブマン・クラス、プロクラス共に上位を目指したい。」
#777平岡のコメント
「今回からVALINOタイヤを投入したが、もう一つポテンシャルを引き出せなかった。
そんな中で3位という位置を何とか取れてホッとした部分も有る。
タイヤのポテンシャルは大いに感じているので、日光ではそのポテンシャルを全て引き出し、必ずチャンピオンを決めたい。」
ご協力を頂いているスポンサー様、関係者様、大会主催者様、シリーズパートナー様すべてに感謝を申し上げます。
次戦、最終戦日光ではその感謝の集大成として最大限の努力をもって臨みたいと思っております。
次戦もよろしくお願い致します。
次戦のドリフト・キングダムは11月3日~11月4日に栃木県、日光サーキットにて開催されます。
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2018.09.27
FORMULA DRIFT JAPAN Round.4 OKUIBUKI MOTOR PARK
迎えたFORMULA DRIFT JAPAN Round.4 奥伊吹モーターパーク。
WAKO’S TEAM MADFACE FEDERALからは#77大金 良隆がエントリーした。
ここ、奥伊吹モーターパークは特設コースとしては非常に珍しい、起伏に富んだトリッキーなコースである。
急こう配の登りから振り出した先は非常にタイトな1コーナー、1コーナーを抜けて右に振り返し回り込むと、更に角度を付け足して駆け降りるといったここにしかないコースレイアウトである。
金曜日に行われたスポーツ走行。
#77大金は初コースを攻略すべくコースインしていく。
急な登り勾配からの振り出しで、1コーナーへの距離感が難しい奥伊吹。
大金は徐々に距離感を掴み、ラインを探り、まずまずの走りにまでまとめて金曜日のセッションを終えた。
土曜日予選日
金曜日の走行でまずまずの感触を得ていた#77大金は気合の表情で予選に臨む。
しかしそれを翻弄するかのように空からは雨が・・・。
雨が降ったりやんだりの状況の中、出走順で路面状況はウエットからラインドライと刻一刻と表情を変えていく。
迎えた#77大金の1本目。
思い切った振り出しから大きな角度を付けて1コーナーへアプローチ。
若干アウトクリップゾーン1から離れるのが早かったか。
結果
STYLE 34pt
LINE 19pt
ANGLE 23pt
TOTAL 76pt
とSTYLEポイントは良かったものの、やはりLINEで減点が入ってしまった。
とはいうものの、全体では中団以上の決して悪い順位ではない。
更にポイントを伸ばすべく臨んだ2本目。
1本目より奥で振り出しパッションを見せる。
しかし突っ込み過ぎたか挙動が乱れてしまった。
ポイントは、
STYLE 26pt
LINE 16pt
ANGLE 19pt
TOTAL 61pt
と残念なアタックになってしまった。
しかし#77大金は1本目のポイントで14位で予選を通過。
決して悪くない位置から決勝トーナメントへ臨むこととなった。
日曜日決勝日。
朝は雨が降っていたものの、フリー走行には止み、ハーフウエットからラインドライへとまたしても
難しい路面状況になっていく。
そんな中競技はTOP 32へと突入していく。
#大金のTOP 32での対戦相手はベンジャミン選手。
過去のシリーズでも実績を残し、2018年シーズン途中からハイスペックのJZA80スープラのニューマシンを投入してきた強敵である。
#77大金は物おじせず果敢に攻める。
後追いではぐいぐい距離を詰め、懐に入っていく。
最後のインクリップ2ではクリップボード跳ね飛ばすまでに攻め、見事勝利!
TOP 16へと進出を果たした。
ピットへ颯爽と帰ってきた大金だったが、ピットへ帰って来るや否やメカニックが下回りをのぞき込む。
マシンからは大量の水漏れが・・・。
詳しく点検をしてみるとラジエターが大きく破損し、大きな亀裂が入ってしまっている。
TOP 32での激しい追走で、クリップボードを撥ねた際に一瞬ボードを車両下部に巻き込み、ボードがVマウントのラジエターを強く押し上げてしまい、ラジエターを破損させてしまったようだ。
メカニックは必至の修復作業に入っていく。
チームスタッフは補修部品の調達に奔走し、メカニックも可能な限りの修復を試みる。
しかし無情にもタイムアップ。
状況はかなり良くなったが、依然として少量の水漏れが。
無理をしてでも走行を、という気持ちはチーム員のだれもが持っていたが、参加選手が全力で戦うコースを万が一でも汚すわけにはいかないという判断に至り、非常に残念ではあるが以降の走行をキャンセルすることになった。
FORMULA DRIFT JAPANは非常に安全性に気を遣っているシリーズである。
ラジエター冷却水も他の競技では冷却クーラントの使用が認められているが、FORMULA DRIFT JAPANでは万が一の水漏れの際にコース状況が悪化することを考え、水のみしか使用が認められないほどコースコンディションに気を使っている競技なのだ。
また、車両トラブルが有るにもかかわらず、可能な限りエンジンを掛けないで済む状況を作って下さり、オープニングセレモニーにも参加させて下さったこともここでお礼を申し上げます。
そんなシリーズに参加しているものとして、なりふり構わず走行するという判断は、到底できないものであった。
結果、奥伊吹ラウンドでは#77大金はTOP 16止まりとなってしまった。
しかしながらシリーズランキングは154ptとシリーズ10位につけている。
シリーズ6位以下のポイントは非常に拮抗しており、まだまだ上位に食い込むチャンスを残している。
#77大金 良隆のコメント
「奥伊吹のコースは非常に難しく、登り勾配、コーズ幅の狭さ、下り勾配とどれをとっても難コースだった。しかしチーム内でミーティングを重ね、更には経験ある他の参加ドライバーさんのアドバイスも頂き、何とかまとまりのある走りにまで詰めることが出来ました。今回はマシントラブルでTOP 32までしか走行できず、非常に悔しいですが、それはTOP32で攻めすぎてしまった自分のミスです。にも拘わらず必死の作業をしてくれたメカニック、補修部品の調達に奔走してくれたスタッフ、また修復を気にして下さった他のチームの方々には感謝しております。今後は、もちろん攻めるところも大切ですが、攻めるところは攻める、冷静になるところは冷静に行くという風に落ち着いて競技に臨みたいと思います。最後になりましたが、いつも支えてくださるすべてのスポンサー様、関係者様、スタッフに感謝いたします。また、いつも全力で戦える舞台を用意して下さるFORMULA DRIFT JAPANの主催者様、運営スタッフ様、関係者様にも感謝申し上げます。ありがとうございます。」
次戦のFORMULA DRIFT JAPANは岡山国際サーキットにて10月6日~10月7日に開催されます。
WAKO’S TEAM MADFACE FEDERAL
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2018.09.11
DRIFT KINGDOM Round.5 FUJI
DRIFT KINGDOM Round.5 FUJI
迎えたドリフト・キングダム第5戦 富士ラウンド。
TEAM MADFACEからはクラブマンクラスに北川、CHOがエントリー。
プロクラスにはCHO、平岡がエントリーした。
今回は金曜日練習走行が無く、土曜日からの短い走行時間での仕上げを求められる、難しいラウンドとなった。
土曜日、練習走行。
北川、CHO、平岡は有料スポーツ走行枠も走行し、積極的に走りこんでいく。
久しぶりの開催となった富士スピードウェイ・ショートコースを攻略すべく、走りとセットアップを詰め、良い形でセッションを終えた。
クラブマン・クラス予選
#7 CHO SUN GUの1本目。
139Km/hのスピードで進入すると高いスピードを披露、9.110秒で審査区間を駆け抜け98.20。
まずまずの得点を得てボーダーラインに乗せてきた。
#96北川 康司の1本目。
まずまずの進入だったが、わずかに流されたか、得点は90.00。
悔しいアタックになってしまったが、2本目に全てを賭けることとなった。
#7CHOの2本目。
区間タイムを狙う果敢なアタックを試みるももう一つ角度が付き切らず、得点は97.25。
悔しい得点になってしまったが、13位で予選を通過、決勝トーナメントにコマを進めた。
#96北川の2本目。
139Km/hで進入すると良い角度をキープ。審査区間を8.900秒で駆け抜け、予選15位でこちらも決勝トーナメント進出をものにした。
ここで予期せぬトラブルが#7CHOを襲う。
予選2本目を走行した際に駆動系にトラブルが発生。走行後すぐにメカニックはトラブルシューティングに入ったが、原因はミッショントラブルと判明。
追走トーナメントまでの短いインターバルでは修復ならず。非常に残念ながらCHOは追走トーナメントの出走ならず、DNSで決勝順位は16位となってしまったが、すべてを翌日のプロクラスに賭けることとなった。
一方、追走トーナメントに出走した#96北川のBEST16での対戦相手は白澤選手。
ドリフト・キングダムのみならず、D1地方戦やMSCチャレンジでは常に上位に顔を出すテクニシャンである。
北川は食らいつくべく進入スピードを更に上げて勝負に出る。
しかし善戦及ばず悔しいBEST16敗退となってしまった。
#7 CHO SUN GUは16位、#96 北川 康司は14位でラウンドを終えた。
迎えたプロクラス予選。
ウェットコンディションの難しい路面状況の中、予選セッションとなる。
#777平岡 英郎の1本目。
88km/hで進入すると、驚速の11.170秒で審査区間を駆け抜け加点0.5ポイントを奪取して見せた。
#CHO SUN GUの1本目。
高いスピードで進入し高得点が期待されたがウエット路面に足元をすくわれ挙動を乱してしまい得点は70.00。
不満の残る走行になってしまった。
#平岡の2本目。
超速の100km/hで進入したが、さすがに行き過ぎたか流れてしまった。しかし果敢な攻めの走りにギャラリーからも拍手が起こった。
しかしながら1本目の走行で予選は3位で通過。決勝トーナメント進出を決めた。
#7 CHOの2本目。
86km/hので進入すると慎重にラインをトレースするが、残念ながらまたしても挙動が乱れ、得点は82.50。
悔しい予選敗退となってしまった。
迎えた追走トーナメント。
BEST16の対戦相手は加藤選手。
昨年まではマッスルクラスで実績を積み、D1地方戦でも腕を磨いてきた新進気鋭の若手である。
若手VSベテランの興味深い対戦となったが、平岡が遺憾なくスピードを披露し勝利!
BEST8へとコマを進めた。
BEST8での対戦相手は何と箕輪選手。
ドリフト・キングダムのみならず、D1 GP、FORMULA DRIFT JAPANでも常にトップクラスに名を連ねる言わずと知れた日本を代表するドライバーである。
ここからのちに語り継がれるであろう名勝負が始まっていく。
他を圧倒する両者の異次元のスピード対決が繰り広げられていく。
追走1本目では全く両者譲らずサドンデスへ。
サドンデスでもまるでリプレイを見ているかのような両者完璧な走りで更にサドンデス2本目へ。
箕輪選手の先行、進入スピードは165km/h!
ギャラリーは驚きを通り越しあっけにとられる。
入れ替えた平岡先行も進入スピードは165km/h!
とてつもない戦いになったが、箕輪選手がほんの僅か流れてしまう。
平岡はキッチリ走り切り勝利!!
過去最速ともいえるスピード勝負を制した。
BEST4の対戦相手は益山選手。
ドリフト・キングダムの他、D1ライツやFOMULA DRIFT JAPANにも参戦し、どんなライバルにも物おじせず食らいついていくファイターである。
接戦が予想される対戦になったが、その通り僅かなミスも許されない戦いを平岡が制し決勝へと勝ち名乗りを上げた。
決勝の対戦相手は高野選手。
様々なカテゴリーで実績を残すうえ、今回の富士ラウンドでは非常に乗れていて各選手がマークしていたがその下馬評通りにトーナメントを勝ち上がってきた実力派である。
スピードの平岡、勢いに乗る高野選手の息を飲む戦いが展開されたが、ここでも平岡が勝利!!
SUGOラウンドに続く2連勝を決めた。
#96北川 康司のコメント
「自分としてはもっとトーナメントを駆け上がりたかったが、平岡がプロクラス2連勝を決めて、とてもうれしく思う。CHOのトラブルにも対応し、今日の難しい路面状況にも合わせることが出来、TEAM MADFACEのチーム力を誇りに思う。もちろんそこには、ご協力いただいているスポンサー様、関係各社様有ってのことで、深く御礼申し上げます。ありがとうございます。」
#7 CHO SUN GUのコメント
「クラブマンクラスではこれからという時にミッショントラブルに見舞われ本当に残念だった。しかし気持ちを切り替えてプロクラスに臨んだ。必死の作業で修復をしてくれたメカニックにも良い成績をプレゼントできればと気合をもって予選を走行したが、路面は非常にトリッキーで完全に翻弄されてしまった。今ラウンドは悔しいラウンドになってしまったが、平岡さんがプロクラスを連勝したことは非常に嬉しい。こんな強いチームの一員であることを誇りに思う。次戦もご協力を頂いているスポンサー様や関係者様に恩返しをすべく、全力で臨みたい。」
#777 平岡 英郎のコメント
「今回は全力を出し切って疲労困憊だが、勝つことができたので心地よい疲れになった。箕輪くんとの対戦は難しいものになったが、もちろんそれは想定通り。最後は意地と気力の戦いだった。しかし何とか勝ち上がることが出来、勢いそのままに優勝することが出来て本当に嬉しい。いつも全力で戦えるマシンを準備してくれるTEAM MADFACEと北川社長には心から感謝している。もちろんご協力を頂いているスポンサー様や関係者様無しではこの成績は考えられません。これからも成績で恩返しをさせていただくべく全力で残りのラウンドに臨みます。」
次戦のDRIFT KINGDOM Round.6は9月22日~23日、新潟県・間瀬サーキットにて開催されます。
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2018.08.23
FORMULA DRIFT JAPAN Round.3 FUJI
FORMULA DRIFT JAPAN Round.3 はモータースポーツの聖地、富士スピードウェイにて開催された。
台風の接近も有り、開催も危ぶまれたラウンドではあったが当初の予定通り、金曜日の有料スポーツ走行から幕を開けた。
WAKO’S TEAM MADFACE FEDERALからは#77 大金 良隆がエントリー。
颯爽とスポーツ走行1本目に飛び出してゆく。
初コースなうえ、初めての国際サーキットでもあり学習すべきポイントを数多く背負い、ポイントを確認していくこととなった。
走行前半はコースの雰囲気を掴むことに徹し、セッション後半からは自分なりの走りを詰めていく。
アウトクリップゾーン1、2共に詰め切れるまでとは行かなかったが、求められるラインには何とか乗せられる走りを何本か決め、1本目のスポーツ走行を終えた。
公式フリー走行1本目。#77大金は更に走りの精度を上げるべくコースインしていく。
1本目の走行で課題となったアウトクリップゾーン1,2をついていく走りを詰めていく。
走行時間後半には全体的な流れ、抑えるポイントをついていく走りを披露、良い雰囲気でセッションを終えた。
迎えた予選1本目、高いスピードで飛び出してきたが、アウトクリップゾーン1に届かず、スイッチバック先のアウトクリップゾーン2も僅かに届かず。
STYLE 30pt
LINE 20pt
ANGLE 20pt
TOTAL 70pt
と不満の残るアタックになってしまった。
1本目、伸び切らなかった部分を反省して臨んだ予選2本目、良いスピードからアウトクリップゾーン1に向かったがわずかに届かず。スイッチバックからのアウトクリップゾーン2は抑えてみせたが得点は。
STYLE 32pt
LINE 21pt
ANGLE 25pt
TOTAL 78pt
もう一つの得点になってしまったが、26番手で翌日の決勝トーナメントへコマを進めることとなった。
迎えた決勝日。
#77大金のTOP32の対戦相手はFORMULA DRIFT JAPAN 3連覇のアンドリュー・グレイ選手。
とにかく全力でぶつかるしかない強敵である。
しかし決勝トーナメントを前に、かなり雨脚の強い雨が降り、走行前には止んでしまうという何とも難しい路面コンディションとなった。
路面状況を的確に読みつつ、更にはアンドリュー選手と戦うという難しい状況になったが#77大金は果敢に勝負を挑む。
高いスピードで飛び込むとアウトクリップゾーン1をなめスイッチバック!であったが乾いてきた路面に足元をすくわれたか大金は姿勢を乱してしまう。
何とかコントロールを取り戻して審査区間を抜けた。
入れ替えて臨んだ2本目。
ここも渾身の走りで臨んだが、乾いた路面に合わせ切ることが出来ず、走りが乱れ深いアングルを付けれぬままのチェイスと
なってしまった。
結果はアンドリュー・グレイ選手の勝利。大金は悔しいTOP32敗退となってしまった。
今回は非常に悔しいラウンドになってしまったが、シリーズランキングは119ptで8位とまだまだ上位を狙える位置につけている。
#77大金 良隆のコメント
「この富士は初コースということも有り、かなり緊張してラウンドを迎えました。2本のスポーツ走行でなんとなくですが、このコースの抑えどころも掴み全力で予選に臨んだのですが・・・。気負い過ぎてしまいました。練習で良い雰囲気で走れたのと打って変わって思い通りに走ることが出来ず、悔しい思いをしました。
追走トーナメントのTOP32ではアンドリュー選手ということも有って行くしかない状況でしたが、更に気合が空回りしてしまった部分も有り、自分の走りが出来ませんでした。
今回のラウンドは非常に悔しい結果となってしまいましたが、この思いを次戦の奥伊吹ラウンドに全てぶつけたいと思います。
最後になってしまいましたが、いつも変わらぬご支援とご協力を頂いているスポンサー様、関係者様、素晴らしい大会運営をしてくださっている大会主催者様、スタッフ様、自分のマシンをキッチリとメンテナンスをしてくれる有限会社リードのスタッフ、すべての方々に感謝を申し上げます。
今後とも、よろしくお願い致します。」
次戦のFORMULA DRIFT JAPAN Round.4は9月8日~9月9日、滋賀県、奥伊吹モータパークにて開催されます。
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2018.07.31
FORMULA DRIFT JAPAN Round.2 EBISU WEST
迎えたFORMULA DRIFT JAPAN Round.2 EBISU WEST。
WAKO’S TEAM MADFACE FEDERALからは#77 大金 良隆がエントリー。
金曜日 練習走行
エビスサーキット西コースが初走行となる大金は、コースの慣熟を兼ね、路面やコースのアンジュレーションを確認してゆく。
走り出しは探り探りの走りではあったが、チームや他のドライバーとのディスカッションを経て、セッション後半には理想のラインに近いところをトレースできるまで走りも仕上がり、セッションを終えた。
土曜日予選日
#77大金はモーニング・プラクティスに飛び出してゆく。
昨日、詰められなかった部分を確認し、走りをまとめるべく周回を重ね、1ランク上の走りにもっていったところでセッションは終了。良い雰囲気で予選に臨むこととなった。
予選1本目
良いスピードからイニシエーションで振り出したが、アウトクリップ1に届かず小さいラインでの進入になってしまった。
インクリップ1からは良い走りで審査区間を駆け抜けたが、進入での評価が伸びず。
STYLE 32pt LINE 22pt ANGLE 18pt TOTAL 72pt
と不満が残る1本目になってしまった。
予選2本目
1本目での反省を胸に2本目に臨んだ大金だったがアウトクリップ1に対しての寄せは良かったが、インクリップ1へのアプローチでわずかに流れてしまう。大金は何とか抑えて走り切ったが眼力鋭い審査員はそれを見逃さず。
STYLE 32pt LINE 22pt ANGLE 20pt TOTAL 74pt
で予選順位は20番手と悔いの残る予選となってしまった。
日曜日決勝日
朝一番からの追走プラクティス。大金は他のドライバーとのスタイルの違いやスピード感の確認へ積極的に飛び出してゆく。
スタイルの違うドライバーと絡み、追走へ向けた走りを組み立て、セッションを終えた。
決勝トーナメントTOP32
対戦相手はFORMULA DRIFT JAPAN 、D1 GPでも実績を残す関西の実力派ドライバー深田選手。
手強い相手だが、胸を借りるには十分すぎるドライバーである。
#77大金はチェイスで僅かに姿勢を乱しアングルが薄くなってしまったものの何とかドリフト状態をキープしてフィニッシュ。
続く#77大金のリード。大金は自分のペースで駆け抜けたがチェイス深田選手に僅かにミスが有ったか。
非常にきわどい勝負となったが大金が勝利!
TOP16へとコマを進めた。
TOP 16の対戦相手はFORMULA DRIFT JAPAN3連覇のアンドリュー・グレイ選手。
言わずと知れた押しも押されぬトップドライバーである。
#77大金は渾身の勝負に出る。
チェイスでスピード勝負に出た大金、若干追いかけモードになったか、薄めの角度でアンドリュー選手に食らいついたが、詰まってしまいハーフスピン。
入れ替えの大金リードではアンドリュー選手かキッチリ合わせ切り勝利。
#77大金は惜しくもここで敗退となってしまった。
今回は惜しくもTOP16敗退となってしまったが、シリーズランキングではまだまだ上位に食い込んでいる。
シリーズを見据えた戦いで次戦の富士に全力で臨むこととなった。
#77大金 良隆のコメント
「今回のラウンドは初コースということも有り、自分なりのスタイルをまとめるのに時間が掛かってしまった。しかし予選前、最終的にはある程度納得できるところまでまとめることが出来た。
良い状態で迎えた予選だったが気合が入りすぎてしまい、抑えるべきポイントを抑えることが出来ず得点が伸びなかった。練習走行通りの走りが出来れば良いところまで行けると思っていたが、平常心で臨めなかった。
追走に関しては自分では勝てた気はしなかったが、何とか勝ち上がることが出来、TOP16に残れたのはシリーズを考えると大きかった。アンドリュー選手との対戦では、落ち着いて自分の走りをと考えてはいたが、アンドリュー選手のスピードと角度に翻弄され、自分の走りをすることが出来なかった。今回のラウンドを振り返ってみると課題は明らかにメンタルです。常に自分が出来ることを100%やり切るセルフコントロールが非常に重要ということを改めて感じました。次戦に向けて更に気を引き締め、強い気持ちで臨みたいと思っています。
最後になりましたが、いつも支えて下っているスポンサー様、ご協力を頂いている各企業様。サポートしてくれているチームスタッフ。常に全力で走れる舞台を用意してくださる主催者様、運営スタッフ様、シリーズパートナー様に感謝いたします。いつもありがとうございます。」
※今回は参戦レポートのUPが遅くなり申し訳ありません。追ってFORMULA DRIFT JAPAN Round.3 FUJIのレポートをUPさせていただきます。よろしくお願い致します。
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2018.07.21
DRIFT KINGDOM Round.4 SUGO
DRIFT KINGDOM Round.4 SUGO
熱戦が繰り広げられたクラブマン・クラス決勝から一夜明け、プロ・クラス決勝日。
TEAM MADFACE からは#7 CHO SUN GU、#777 平岡 英郎がエントリー。
迎えた単走予選。
#7 CHOは持ち前の高いスピードから良い角度で1コーナーに進入、ミスなく審査区間を駆け抜け、99.3点。
そして区間タイムは24.900を叩き出し加点0.4点をGETする。
#777 平岡は1本目、悪くはない走りだったが得点伸び切らず、99.15点。2本目に全てを賭けることとなった。
#7 CHOの2本目。得点を伸ばすべく勝負に出たがミス。得点は伸びなかったが1本目の走りで堂々の予選8位で通過をして見せた。
#7 平岡の2本目、渾身の勝負に出る。84km/hのスピードで進入し、異次元のスピードで審査区間を抜け99.7点。
区間タイムは驚速の24.200で加点0.5点をもぎ取り、得点は100.20!
100点オーバーで見事、予選をトップで通過した。
追走までのインターバル。#777平岡のマシンをチェックしていたメカニックがタービンガスケットからのわずかな漏れを発見。
交換作業に入るかどうか検討したが、平岡のマシンのタービン周りのパイピングはワンオフ製作品で凝った作りになっており、短時間での交換はリスキーと判断し、そのままの状態で追走トーナメントに臨むこととなった。
迎えた追走。
#777平岡の対戦相手は東北、秋田の雄、平山選手。SUGOでは毎年確実に勝ち上がってくるテクニシャンである。
スピード対技の戦いとなったが、#平岡が勝利!
ベスト8へとコマを進めた。
#7 CHOは藤間選手との対戦。藤間選手はメキメキと力をつけ、上位常連となっている強敵だ。
#7 CHOはスピードを武器に勝負に出るがわずかに及ばず。
残念ながらここで敗退となってしまった。
#777平岡の対戦相手はベスト16でチームメイトの#7CHOを倒して勝ち上がってきた藤間選手。
CHOの仇をと気合の入った平岡が意地の勝利!
準決勝へと勝ち進んだ。
#777 平岡の準決勝の対戦相手は米内選手。学ドリチャンピオンを獲得し、その後さまざまな大会で腕を磨いてきた新鋭である。
平岡は勢いのある米内選手に対してスピード勝負に出る。
僅差の戦いとなったが米内選手を振り切り勝利!
ついに決勝へとコマを進めた。
並みいる強豪との対戦で全力で戦ってきた平岡と777号車。
周りからも若干の排気漏れが聞こえるほどになってきている。
だが、平岡は優勝への執念を見せる。
#777 平岡の決勝戦の対戦相手は益山 選手。こちらも学ドリチャンプ獲得から今やFORMULA DRIFT JAPAN、D1 ライツでも活躍するドライバーである。土屋審査委員長も世界のマス―と呼ぶほどまでに成長してきた益山選手との決勝。
息を飲む戦いとなる。スピードの平岡、派手さの益山。
ガチンコ勝負となったが僅差で平岡が勝利!
嬉しい優勝を飾った。
#7 CHO SUN GUのコメント
「昨日のクラブマン・クラスでの優勝の勢いをそのままに、行けるだけ行ってやろうという気持ちでプロ・クラスの戦いに臨んだ。予選は昨日と同じくスピードを武器に戦えて予選8位を獲得できたのは収穫だと思っている。追走でベスト16で敗れてしまったのは悔しい。もっともっと追走の技術を磨いて上を目指したいと思っている。
だが、チームメイトの平岡選手の優勝は非常に嬉しい。必ずいつか一緒に表彰台に立ちたいと強く思った。
最後になりましたが、今回の大会も支えてくださったスポンサー様、チームスタッフ、素晴らしい走る舞台を準備して下さった大会主催者様、運営スタッフの皆様、シリーズパートナーの各企業様に感謝申し上げます。」
#777 平岡 英郎のコメント
「今日は予選1位、決勝トーナメントも優勝と嬉しい1日になった。今回のSUGOラウンドに臨むに当たってしっかりテストも積んできた。タイヤの使い方も更に研究しそれにZESTINOタイヤも応えてくれた。
途中、タービンからの排気漏れが発覚しヒヤヒヤした部分も有ったが結果的に優勝することも出来たので、若干のトラブルは有ったが最終的には自分の車が一番強かったということになると思う。
勝てる車を準備してくれた北川社長、TEAM MADFACEのスタッフの皆様にお礼を言いたい。
また、ご協力を頂いているスポンサー様、関係者様、また素晴らしい大会を運営して下さる主催者様、関係者様すべてに感謝を致します。ありがとうございます。
次戦も全力で戦いたいと思っています。」
次戦のDRIFT KINGDOMは8月11日~12日、富士スピードウェイ ショートコースにて開催されます。
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2018.06.30
DRIFT KINGDOM Round.4 SPORTS LAND SUGO
・クラブマンクラス参戦レポート
迎えたドリフト・キングダム2018シリーズ第4戦スポーツランドSUGOラウンド。
TEAM MADFACEからはクラブマンクラスにゼッケン77番CHO SUN GU、ゼッケン96番北川 康司がエントリー。
クラブマンクラス単走予選。
今シーズンからBN SPORTS様のニューエアロをまとったゼッケン96番 北川の1本目、77Km/hの進入から上手くラインに乗せ、区間タイムは26.20秒で審査区間を駆け抜け、98.50。
2本目は果敢に攻めたが得点に繋がらず。しかし1本目の見事な走りで14位で見事予選を通過して見せた。
ゼッケン77番CHO、1本目から十分予選通過ボーダーラインに乗せる走りで98.60を獲得。
2本目は81km/hの進入からプロクラスでもトップを狙えるであろう25.08秒で審査区間を駆け抜け99.1!
予選2位に躍り出た。
TEAM MADFACEは北川が14位、CHOが2位で揃って決勝トーナメントにコマを進めた。
決勝トーナメントに入り、♯77北川は予選3位通過の小山選手との対戦。
元D1 GPドライバーであり、テクニシャンの小山選手、強敵である。
しかし北川は果敢に勝負を挑む。
結果、小山選手の若干のミスはあったものの北川はキッチリと自分の走りを2本揃え勝利!
ベスト8へとコマを進めた。
♯96 CHOはチーム伊藤オート軍団の若手、小暮選手との対戦。
ここでもCHOは持ち前のスピードを武器に勝負し、圧勝!
ベスト8へとコマを進める。
迎えたベスト8、♯96 北川はドリフト・キングダムでもおなじみ、ガレージ・ツネのホープ、河南選手との対戦。
持てる力のすべてで挑んだが、わずかに及ばず惜敗。ベスト8で敗退となってしまった。
一方♯77 CHOは20ソアラを駆る実力派、二川選手との対戦。
ここでも♯77 CHOは高い進入スピードから勢いそのままに審査区間を駆け抜け勝利!
準決勝へと勝ち進んだ。
♯77 CHOの準決勝はベスト8で北川を倒し勝ち上がってきた河南選手との対戦。
韓国人ドライバーながらサムライの魂を持つCHO、北川の仇をと言わんばかりに勝負を挑み勝利!
決勝戦へと勝ち上がる。
クラブマンクラス決勝は、♯77 CHOと言わずと知れた全日本ジムカーナチャンピオン、田原選手との戦いと
なった。
先行、後追いと1本ずつ戦いを交えた両者だったが決着つかずサドンデスへ。
集中力勝負となる。CHOはここで温存していたタイヤに交換。全身全霊で田原選手に挑む。
♯77 CHOはサドンデスでも集中を切らさず安定した走りを披露し勝利!!
嬉しい初優勝を飾った。
♯77 CHO SUN GUのコメント
「ここまで本気で勝つためにやってきた。しかし強敵ぞろいのドリフト・キングダムシリーズは決して甘くはなく、悔しい思いをしてきたが、やっと勝ててとにかく嬉しい。日本に来てからずっとお世話になっている北川社長にも少しは恩返しが出来、その部分でも本当に嬉しい。TEAM MADFACEはいつもファミリーのように自分を迎えてくれ、サポートしてくれている。このサポート無しでは優勝は考えられなかった。自分にご協力を頂いたすべての方々に感謝を申し上げたい。ただ明日はプロクラス本戦日。もう一度気を引き締めて明日に臨みたい。」
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2018.05.30
2018.5.26 FORMULA DRIFT JAPAN 開幕戦 鈴鹿ツインサーキット
いよいよ開幕を迎えたFORMULA DRIFT JAPAN 2018 シリーズ。
開幕戦の舞台は三重県・鈴鹿ツインサーキット。
TEAM MADFACEはメインスポンサーに㈱和光ケミカル様を迎えマシンのカラーリングを一新し、大金 良隆が新たなステージ、FORMULA DRIFT JAPANに挑戦することとなった。
エントラント名は「WAKO’S TEAM MADFACE FEDERAL」、マシン名は「WAKO’S TEAM MADFACE RX-7 FD」、ゼッケン77番の新たなパッケージでFORMULA DRIFT JAPANにフル参戦致します。
金曜日練習走行。
前日まで急ピッチかつ入念に仕上げられたマシンの作動確認に大金はコースへマシンを進めていく。
様子を見つつ数LAPをこなしピットイン。
メカニックはエンジンルーム、足回り、下回りに至るまで入念にチェックを行う。
問題は全く無く、早速マシンセッティングを進めていく。
ドライバーの大金は鈴鹿ツインサーキットは初走行。
コースの習熟と共にマシンのセットも詰めていくこととなった。
ドライバーズ・ミーティングで与えられた、審査員からのヒントをもとに振り出し位置、ライン、角度を確認していく。
練習走行の最終ヒートには単走に於いては、まあまあかなという手ごたえで走行を終えた。
土曜日 予選
前日の真夏のような天気に対して、雲に覆われ涼しめの天候の中で迎えた土曜予選日。
午前中の練習走行を順調にこなし、いよいよ予選に臨む。
予選1本目
鋭い加速からOUT ZONE 1でキッチリ振り出す。
OUT ZONE 2に向けて良い角度で飛び込んできたが、若干アウトラインに届かず僅かに減点が入ったか。
OUT ZONE 2からIN CLIP 1 , IN CLIP 2は確実に押さえていく。
まずまずの走りで終えたRUN 1の得点は、LINE 22点 , ANGLE 24点,STYLE 31点,合計77点で中団より上のまずまずの順位につけた。
RUN 1で予選通過を確実にした大金はRUN 2で勝負に出る。
スタートから車速を伸ばし、RUN 1よりも更に奥で一気に振り込んだが若干、角度が足りなかったか理想の搔き止めの態勢に入れずクラッシュ!
得点を伸ばすことは叶わなかった。
幸い、マシンの損傷は小さく、翌日の決勝ラウンドには影響は出ない模様。
予選順位は16位で予選を通過し、翌日の決勝ラウンドにコマを進めた。
日曜日 決勝
真夏のような日差しの中迎えた日曜決勝日。
競技車両の室内温度はサウナのように高く、集中力のキープも重要な勝負のファクターになりそうな気温。
迎えたTOP 32。対戦相手は今年のMSCチャレンジ鈴鹿ツインラウンドで優勝を飾っている吉野選手。
地元中部の鈴鹿ツインを得意とする手強いドライバー。
僅差の戦いが予想されたが、わずかに吉野選手に対してアドバンテージを取り辛勝。
BEST 16へ勝ち上がる。
BEST 16の対戦相手は予選で単走優勝を飾った柳杭田 選手。
新進気鋭の若手ドライバー、若干18歳。
息を飲む対戦が予想される好カード。
難しい対戦相手に大金の表情にも緊張が垣間見れる。
高いスピードを持つ両選手のスピード勝負になったが何とかアドバンテージを奪い勝利。
BEST 8に勝ち上がった。
BEST 8の対戦相手は香港の強豪、RS-Rカラーのニューマシン、モンスターパワーの86を操るJAMES TANG選手。
アジア圏のドリフトシリーズで活躍するJAMES選手+ハイパワーマシンの手強いパッケージである。
このレベルまで勝ち上がると息を抜けるカードは全くない。
大金は更にスピードを乗せ、繊細にラインを狙う走りでなんとJAMES選手にも勝利!
BEST 4に勝ち名乗りを上げた。
BEST 4の対戦相手は言わずと知れたグレート・ドライバー箕輪 選手。
数々の引き出しを持つ上に、手足のように動くマシンのパッケージはまさに最強パッケージの一つ。
胸を借りるつもりで大金は挑む。
大金は持てる力を全て出し切り箕輪選手に食らいつく。
しかし力及ばず・・・残念ながらここで敗退となった。
だが、初参戦・初コースということを考えれば、出来過ぎの結果であろう。
大金 良隆のコメント
「今回、出来過ぎともいえるこの結果を残せたのは間違いなくご協力を頂いているスポンサー様、各企業様、有限会社リードのスタッフの皆様、現地でアドバイスを頂いたドライバー様のお陰と感謝しております。また自分たちが思い切り走れる環境を用意していただいた大会主催者様、運営者様、関係者様にも合わせて心から感謝をさせていただきます。ありがとうございました。今回はあまりにもうまく行き過ぎた部分も有りますので、次戦に向けて気を引き締め、安定したパフォーマンスを発揮できるよう精進してまいります。今後ともよろしくお願い致します。」
次戦のFOMULA DRIFT JAPAN は7月7日~7月8日、エビスサーキット 西コースにて開催されます。
今後ともWAKO’S TEAM MADFACE FEDERALをよろしくお願い致します。
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2018.03.30
2018.3.25 DRIFT KINGDOM 第2戦 日光サーキット
迎えたDRIFT KINGDOM 第2戦 日光サーキット ラウンド。
関東ドリフトの聖地、日光サーキットにてシリーズの流れを占うラウンドが幕を開けた。
TEAM MADFACEからはプロクラスにゼッケン7番CHO SUN GU 選手、ゼッケン777番 平岡 英郎 選手がエントリー。
クラブマンクラスにはゼッケン71番 山本 裕之 選手がエントリー。
天気は快晴と恵まれたものの、前日に降った雨の影響で路面に乗ったラバーが流され、路面が出来ていない状態から
セットアップを進めていく。
順調に各選手が走行を重ねる中、アクシデントが発生。
クラブマンクラスにエントリーする#71山本選手が4コーナーでクラッシュを喫してしまう。
マシンは右前後の足回りに大きなダメージを負ってしまい、単走予選に間に合わせるべく、メカニックは必至の修復
作業に追われることとなった。
そして予選開始コースイン1分前、ギリギリで修復を終え、#71山本選手はコースに滑り込んでいく。
メカニックに必死の努力が実った瞬間だった。
迎えたクラブマンクラス単走予選。
#71山本選手は出走は叶ったものの、マシンの調子は本来のものとは程遠く、苦しい走行を強いられてしまう。
マシンの状態を探りながらのアタックとなってしまった山本選手は予選23番手で無念の予選敗退となってしまった。
翌日迎えたプロクラス単走予選。
#7CHO選手は前回、筑波ラウンドの雪辱を晴らすべく、気合を入れて予選アタックに臨んでいく。
1本目進入120km/h、2本目進入123km/hと上位陣に引けを取らない飛び込みで気合を見せた#7CHO
選手であったがわずかに姿勢を乱す場面が有り、なんと予選30番手と、全く本人も納得の行かない
予選不通過となってしまった。
#777平岡選手は予選1本目、127km/hの進入スピードで飛び込むと、区間タイム9秒912と最速タイムで
審査区間を駆け抜け加点0.5を奪う。
2本目は更に進入スピードを上げ129km/hとこの日2番手のスピードを披露。区間タイムも1本目とほぼ同じ
9秒939で駆け抜け、堂々の2位で単走予選を通過して見せた。
ついに迎えたベスト16追走トーナメント。
平岡選手の相手は伊藤オート、プロμカラー軍団を率いる強豪、伊藤 満紀 選手。
日光サーキットをホームコースとするこの2人。
異次元のスピードで最終コーナーを立ち上がっていく。
予想通り、甲乙つけがたい接戦となったが平岡選手が勝利。
ベスト8にコマを進めた。
ところが好事魔多し・・・。平岡選手のマシンがトラブルに見舞われてしまう。
メカニックは必至の点検作業に入るが、応急処置の出来ない箇所の燃料系トラブルと判明。
無念のリタイヤとなってしまった。
今回の第2戦 日光ラウンドに向け、入念なテストを重ね必勝態勢でサーキット入りした平岡選手。
この無念さは心中を察する状況であったが、平岡選手は周りに気を遣わせないキャラクター。
無念さは心にしまい、さばさばとした表情で状況を受け止め、その後の競技を見守っていた。
今回、日光ラウンドではドライバーの平岡選手に非常に悔しい、やりきれない思いをさせてしまったことを
受け止め、TEAM MADFACEはより一層気を引き締め、次戦までの巻き返しを心に誓った。
ドライバーのコメント
・ゼッケン71 クラブマンクラス
山本 裕之 選手
「やはりここでも筑波ラウンドから悩ませ続けられているリヤのトラクション不足をカバーできなかった。
練習走行では攻めすぎてしまったのかもしれない。今後に向けて車を見つめなおし、キッチリと準備をして
必ずリベンジしたい。」
・ゼッケン7番 プロクラス
CHO SUN GU 選手
「金曜日フリー走行の走り出しでは良いフィーリングを得ていた。スケジュールが進み、細かいところの詰め
をしていく部分で走りに迷いが出てしまったのかもしれない。キモである最終コーナーはまとまったが、振り
出しからアウトクリップまでの精度を高めきれなかった。走り出しが良い感じだっただけに非常に悔しい。
次こそは更に入念に準備をし、必ずや一矢を報いたい。」
・ゼッケン777番 プロクラス
平岡 英郎 選手
「今回のラウンドに向けてゼスティノタイヤ様の協力を得て、タイヤのアドバンテージを更に上げるべく十分な
テストをしてきた。恩返しをすべく今回は優勝だけを狙ってサーキット入りをした。予選ではほぼ満足が行く
走りが出来、ベスト16でも伊藤選手というレベルの高いドライバーを相手に勝利を収め、大いに弾みがついて
いたタイミングだっただけにトラブルは非常に残念だった。だがチームは頑張ってくれているし、起きてしまっ
たことは仕方がない。腐らずに前を向いて、次こそは絶対に勝ってやるという気持ちで次戦は臨む。」
最後になりましたが、山本選手のマシン修復に際し、多大なご協力を頂いたドライバー様、チーム関係者様、
誠にありがとうございました。皆様のおかげをもちまして予選出走をすることが出来ました。
また、ご迷惑をおかけしました大会運営者様、関係者様にもお詫びを申し上げます。
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2018.02.28
2018.2.25 DRIFT KINGDOM 第1戦 筑波サーキット
2018年2月25日
ついに 開幕を迎えた新生DRIFT KINGDOMシリーズ。
どんよりとした空模様ながら雨が落ちることもなく、ドライコンディションの中での大会となった。
とはいうものの、気温・路面温度共に非常に低く、タイヤのウオームアップに気を使いながら練習走行は進んでいく。
WAKO’S TEAM MADFACEからはプロクラスにゼッケン7番 MADFACE FD RX-7 CHO SUN GU 選手、
ゼッケン777番 MADFACE ZT RX-7 平岡 英郎 選手がエントリー。
2018年度のマシンはカラーリングを一新し、シルバー×マットブラックのカラーリングとなった。
また、クラブマンクラスにはゼッケン71番 MADFACE SILVIA 山本 裕之 選手がエントリーした。
迎えたクラブマンクラス山本選手の単走。
冷えた路面に足元をすくわれたか、1本目2本目共にスピンと持ち前のポテンシャルを発揮できず、
無念の予選敗退となってしまった。
プロクラス予選、昨シーズンはマッスルクラスで腕を磨き、満を持してプロクラスにステップアップしたCHO SUN GU 選手は1本目の走行からわずかに電気系トラブルが発生。2本目には更にトラブルが悪化してしまい、本来の実力が出せぬまま、悔しい予選敗退となってしまった。
当然、サーキット持ち込み前には入念なチェックを終えてからの搬入だったが、予期せぬトラブルに見舞われてしまった。二度とトラブルでドライバーに悔しい思いをさせることの無いようチーム一同、より一層気を引き締めて次戦に臨むこととなった。
昨年、スーパーマッスルシリーズ2位の実績を持つ平岡選手の予選1本目、進入スピード141Km/hというライバルをもあっと言わせる超速を披露し加点も入り100.05。
2本目は気負ったか、わずかにミスが出てしまい98.85と得点は伸ばせなかったが、堂々の2位で追走トーナメントへコマを進めた。
追走トーナメントベスト16。
実力派女性ドライバー村井選手との対戦。
平岡選手は、先行では持ち前のスピードを披露しアドバンテージを得る。
後追いもキッチリ合わせ勝利を収めベスト8へ。
ベスト8では言わずと知れたD1GPドライバー村山選手との対戦。
先行、後追い共にお互い一歩も譲らず。
後追いで勝負に出た平岡選手、先行の村山選手のマシンにノーズをねじ込み僅差の勝利。
準決勝にコマを進めた。
準決勝ではこちらも押しも押されぬ実力者、箕輪選手との闘い。
ここでも一歩も引かぬ戦いに、ギャラリーも息をのむ勝負となる。
後追いで渾身の勝負に出た箕輪選手が平岡選手のインをキッチリ差し、箕輪選手の勝利。
平岡選手は惜しくもここで敗退となってしまった。
しかし気落ちすることなく迎えた3位決定戦は平岡選手の愛弟子、斉藤久史選手との対戦となった。
ここでは師匠の貫録を見せる走りで斉藤選手を下し、3位表彰台を確定させた。
クラブマンクラス
ゼッケン71番 MADFACE SILVIA
予選敗退
山本 裕之 選手のコメント
「やはりハイスピードテクニカルコースの筑波サーキットは難しかった。何より、ニューマシンにチェンジしてセットを詰め切れずに筑波ラウンドを迎えてしまったのも痛かった。セッティングの課題であるリヤのトラクションを上げるセッティングを見つけ出し、次戦の日光では万全の態勢で臨み、雪辱を晴らしたい。」
プロクラス
ゼッケン7番 MADFACE FD RX-7
予選敗退
CHO SUN GU 選手のコメント
「練習走行時にフケが悪くなる場面が有り、メカさんに走行時間ぎりぎりまで対応してもらった。しかしながら努力は実らず、予選時にはまたしてもトラブルに見舞われてしまった。今まで出たことのない予期せぬトラブルで、いつも頑張ってくれているチームスタッフを責めるつもりは無い。チームはハードワークになると思うが次戦までには必ず調子のよいマシンを用意してくれるはずだ。日光ラウンドでは今回のうっ憤を晴らすような良い走りを披露したい。」
ゼッケン777番 MADFACE ZT RX-7
予選2位
追走トーナメント3位
平岡 英郎 選手のコメント
「まず、シーズンインぎりぎりのタイミングにも関わらず、ご協力を頂いたゼスティノタイヤ様に感謝したい。
もちろん従来からご協力を頂いているスポンサー様有っての開幕戦3位であることは間違いない。タービンの見直しやミッションのオーバーホール、セッティングの合わせこみとタイトなスケジュールでのシーズンインとなったが戦えるマシンを用意していただいたチーム、スポンサー様に心から感謝したい。
今回の大会はベストを尽くしたが、タイヤのキャラクターを更に知ることや足回りのセッティング等、詰めるべき点はまだまだある。まだかなりの伸びしろは有ると感じている。
シーズンが進むにつれ、しり上がりに調子を上げ、シリーズチャンピオン獲得に向けて全力を尽くしたい。」
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2017.11.21
MSCチャレンジ第4戦 日光サーキット
11月19日、MSCチャレンジ第4戦は肌寒いながらも好天に恵まれた栃木県 日光サーキットでエントリー総数74台にて開催された。
TEAM MADFACEからはゼッケン48番 北川選手、ゼッケン49番大金選手、ゼッケン50番平岡選手がエントリー。
3選手ともエキスパートクラス、トリプルクラスのエントリーとなった。
この日、1本のみとなった重要な練習走行。
3選手は路面温度の低い中、順調にセット確認と審査基準に合わせこんだ走りを探っていく。
走行枠後半では予選ボーダー以上を確実にとれる線まで仕上がっていった。
しかし、ここで平岡選手のマシンにわずかにミスファイアが発生。
大きなトラブルではなかったが、追走進出時に後続車両に迷惑をかけてしまう可能性を懸念した平岡選手は、残念ながらエキスパートクラスをリタイヤするという苦渋の決断をせざるを得なくなってしまった。
メカニックはトリプルクラス開始までに本来のマシンパフォーマンスを取り戻すべく、必死のチェック作業に入った。
迎えたエキスパートクラス予選。
ゼッケン48番北川選手は練習走行から安定した走りを披露しており、自信を持って臨んだ1本目は素晴らしい振り出しから角度のある走りで高得点が期待されたが、僅かに振り出し時に白線をカットし大きく減点。
2本目はそれを取り戻すべく気負ったか、振り出しは良かったものの1コーナー先のアウトクリップで流され高得点ならず。まさかの予選敗退となってしまった。
ゼッケン49番大金選手は1本目、2本目と素晴らしい走りを披露。鋭い振り出しから高い旋回スピードで高評価を得て、予選2番手で余裕の予選通過。
良いイメージを持って決勝トーナメントに進んだ大金選手の快進撃が始まる。
ベスト16で斉藤選手を破るとベスト8では松田選手と対戦。D1 SL 東日本で優勝経験もある松田選手と激しい戦いになると予想されたが松田選手のマシンにミッショントラブルが発生。ベスト4へ進出。
準決勝では高いスピードを誇るヴィトー選手と対戦。高い次元でのスピード対決となったが僅差で勝利。
決勝戦へとコマを進めた。
決勝戦では田辺選手との対決となったが1本目の先行から高いスピードを披露しアドバンテージを得る。後追いでも安定した走りで合わせ切り勝利、エキスパートクラス優勝を飾った。
トリプルクラスにはメカニックの必死の作業でマシンの調子を取り戻した平岡選手も参加して無事に出走。
1本目、2本目ともに安定した走りを披露。同一車種・同一カラーリングでの揃った走りで審査員を唸らせた。
しかしながら2本目で素晴らしいパッションの有る走りを披露したPUNISHER with T’s squareに僅差で敗れ準優勝となった。
素晴らしい結果で大会を終えることが出来ました。
これもひとえに、ご協力を頂いているスポンサー様、サポート企業様、チームを応援してくださっている皆様、チームに関わってくださっている皆様のおかげですし、素晴らしい大会を開催し、運営をしてくださった主催者様、運営スタッフ様、大会スポンサー様、関係者の皆様のおかげと感謝をしております。
ありがとうございました。
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2017.11.16
MSCチャレンジROUND.4 日光サーキット
来る11月19日 栃木県日光ーサーキットにて開催の「MSCチャレンジ ROUND.4 日光サーキット」エキスパートクラスにTEAM MADFACEから大金 選手、北川 選手、平岡 選手が出場します。
日光マイスターが集結のMSCチャレンジ日光にTEAM MADFACEも強力なメンバーで臨みます。
また、この3選手はトリプルクラスにも出場し、同一車種・同一チーム・同一カラー3台の一糸乱れぬトリプルを目指します。
是非、11月19日は日光サーキットへお越しください!
■開催日
11月19日(日)AM6:00 ゲートオープン予定(受付はAM6:10からの予定)■開催地
日光サーキット(栃木県)
栃木県宇都宮市高松町984
TEL 028-674-4390
http://www.nikko-circuit.jp/■開催クラス
エキスパートクラス・ミドルクラス・ビギナークラス・トリプルクラス■審査員・MC(予定)
今村陽一・ラビー西田・岩田和彦(MSC) -
2017.11.1
THE DRIFT MUSCLE 第5戦 日光
LIFEGUARD The Drift Muscle 2017 Rd.5 NIKKO 【開催日】10月28日(土) 【開催サーキット】日光サーキット ドリフトマッスル2017シーズンの最終戦となる日光戦が、2017年10月28日(土)・29日(日)の2日間、栃木県日光市にある日光サーキットで行なわれた。この週末は前週末に引き続いて台風の襲来ということで、雨の予報であった。 ドリフトマッスル初日となる28日は、台風22号が日本列島に接近しつつある状況で、気温も下がって厳しい気候。コース上空には厚い雲が広がってはいるものの、雨はまだ落ちてきていない朝を迎えた。もちろん、雨はいつ落ちてきてもおかしくない状況で、マッスルクラスの予選単走がスタートする午前11時、これに合わせるように雨粒ともいえないような細かな水しぶきが舞い始めていたものの、ドライ路面はまだしばらく保たれていた。 この日は、マッスルクラス、およびチャレンジビギナークラスが開催される。今回マッスルクラスは、前戦間瀬に続いて大量30台が参戦。チャレンジビギナークラスも26台を集めての開催となった。 TEAM MADFACEからはマッスルクラスに40号車 北川 選手、41号車 CHO 選手がエントリー。 40号車 北川選手、1本目は角度が付き切らず98.0、2本目はまずまずの走りながらも得点伸びず98.5。 悔しい予選敗退となった。 41号車 CHO 選手は1本目思い切った進入を試みるも角度が戻り70.0、2本目は高いスピードで進入し、角度もある走りで99.2。 見事、予選通過を果たした。 追走トーナメントベスト16では41号車CHO選手はD1ドライバー村山 悌啓選手の愛弟子、堀口選手との対戦となった。 先行では堀口選手に引けを取らない走りを披露するも後追いで先行の堀口選手に合わせきれず、残念ながらベスト16敗退。 CHO 選手の最終順位は12位となり、2017年マッスルクラス シリーズランキング6位でシーズンを終えました。 北川 選手はシリーズ32位と悔いの残るシーズンとなった。 LIFEGUARD The Drift Muscle 2017 Rd.5 NIKKO 【開催日】10月29日(日) 【開催サーキット】日光サーキット 早いもので、ドリフトマッスル2017シーズンも最終戦を迎えることとなった。 この週末は、前週に引き続いて台風の直撃を受けるタイミングでの開催となって重なり、マッスルクラスが開催された28日(土)こそ午前中はドライで走行できたものの、マッスルクラスの追走決勝、そしてスーパーマッスルクラス開催の29日(日)は全セッションが完全なウェットでの戦いとなった。 全長1.1kmの日光サーキット。ドリフトマッスルでは、バックストレートをスタート地点とし、10コーナーを経て、11コーナーからドリフトを開始、ホームストレートでは進入速度を計測。その後4コーナーを抜けるまで、が審査区間となる。審査員席は1コーナーの外側に設けられるが、死角となる11-12(最終)コーナー側にはカメラも用意されており、審査区間のすべての様子を審査される。 29日(日)は台風がより接近し、雨風共に前日よりも厳しい1日となった。 TEAME MADFACEからは7号車 大金選手と777号車 平岡選手がスーパーマッスルクラスにエントリー。 予選単走セッションは、ヘビーウェットでの走行ということもあって、やはりベテラン勢、そして雨に強いといわれている選手が順当に予選で高得点を挙げていく。特に進入速度については、100km/h以上を強く要求され、決勝にコマを進めた選手の大半がこれをクリアしている。 そして、約半数が予選落ちとなり、決勝に進出するベスト16が発表された。予選トップ通過はやはり、「雨の平岡」の異名をとる平岡英郎選手(#777 MAD FACE FD3S/FD3S)。そして平岡選手のチームメイトで、タイトル争いを繰り広げる大金選手が2番手となった。 決勝1回戦の8組目で登場した大金選手は、先行の1本目ではしっかり引き離してポイントを獲得したものの、後追いで髙嶋健市選手(#867 伊藤オートチェイサー/JZX100)に合わせきれずに接触。これで敗退決定となり、タイトルの夢も絶たれてしまった。 一方、順調にベスト4まで駒を進めた平岡選手は木口選手との追走では、後追いの木口選手のプッシングがあってポイント先行。そして後追いでもしっかりと走り切って平岡選手が余裕の決勝進出。 平岡・村山の2名が勝ち上がって行なわれた決勝戦。平岡選手が先行の一本目では、村山選手が最終コーナーでプッシング。速い平岡選手に離されないようにと間隔を詰めたのだが、平岡選手にとっては、この日3回目のプッシングということもあって「前田選手のプッシングは仕方ないと思ったけれど、木口選手に村山選手だからね、さすがに熱くなってしまった」と反省していたが、2本目の後追いで痛恨のシフトミス。これで優勝は村山選手の手に渡ってしまった。 2017年スーパーマッスルシリーズ、シリーズランキングは平岡選手がシリーズ2位、大金選手はシリーズ4位でシーズンを終えた。 平岡選手、大金選手共にあと一歩、シリーズチャンピオンに届かず、悔しいシーズンとなってしまったが悔しさをバネに今後の成長を期待していただきたい。
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2017.10.25
THE DRIFT MUSCLE 最終戦 日光
10月28日・29日に関東ドリフトの聖地、日光サーキットにてTHE DRIFT MUSCLE 最終戦が行われます。 スーパーマッスルクラス,マッスルクラス共にシリーズチャンピオンを賭けた2017年シーズンのクライマックスです。 TEAM MADFACE からはスーパーマッスルクラスに7号車 大金 選手、777号車 平岡 選手がエントリーをしています。 大金選手はシリーズ3位、ポイントリーダーから23ポイント差と苦しい展開ながらもシリーズチャンピオンの可能性を残しています。 平岡選手はシリーズ4位、シリーズチャンピオンの望みは絶たれましたが最終戦、日光サーキットはホームコースであり日曜日のスーパー マッスルクラス決勝日は雨の可能性が高く得意のウエットで優勝を虎視眈々と狙っています。 TEAM MADFACEからはマッスルクラスにも40号車 北川 選手、41号車 CHO SUN GU 選手が出場します。 北川選手、CHO選手はTHE DRIFT MASCLE 第4戦 間瀬終了後、日光サーキットにてセッティングのテスト走行を重ね、セッティングが煮詰まったマシンを持ち込み、自信をもって日光サーキットに乗り込み初優勝を狙います。 見どころ満載のTHE DRIFT MASCLE 最終戦 日光。 是非、サーキットに足をお運びください!